目次
自律神経失調症や鬱になる人の思考と生活
「思考」を変える
攻撃されたときの具体的な対処法
予防する「生活」をおくる
◆自律神経失調症や鬱になる人の思考と生活パターン
思考
- 他人からの批判に弱く「ばか、間違っている、何も分かっていない」などと思われたくない
- 周囲の目を気にする、周囲から逸脱したくない
生活
- 甘えるのが下手で、幼い頃から甘えられる環境ではなかった
- 小さな不調に気づけないほど自分を追い詰める
- 手を抜けない
- 昼夜逆転生活のため、不眠や倦怠感や頭痛が抜けない
改善の2本柱は、「思考」と「生活」を変えること
※うつの場合は投薬も入り3本柱
◆「思考」を変える
- 「まあいいか、どうにかなるよ」の感覚を手に入れる
- 相性の悪い人は存在すると割り切る
- 「批判を受け流す、真に受けない、真実だと思わない」
- 「2:6:2の法則」を思い出し、10人中2人の「あなたを好きな人」を大事にすればいい、いなきゃいないでいい
- 親友や家族のなかで、好きな人のことだけを考えて人生を送る
- 目の前に起こる現象はすべてミッションと捉える。「どうやってクリアするか」「どのような作戦を練るか」「いつ退散するか」を考える
- いい顔をせず、縁を切る。モノだけでなくヒトの断捨離も重要
- インナーチャイルドを癒す。子どもの頃からの思考癖に気づくために、1歳から1年ごとを振り返り子どもの頃のつまずきに気づく。負の連鎖を断ち切る。親からされて嫌だったことは代々連鎖していることもある。
- 弱い自分でも「生ききる」ことが一番大事。日本には死なないようにセーフティネットが用意されているので絶望する必要はない。あの世に物質は持っていけない。失敗から学べばそれは失敗ではない
◆攻撃されたときの具体的な対処法
- 「動じない・媚びない・相手を放置する」
- 「ふーん、それで?」とどっしりかまえる
- 物的証拠を用意しておく(訴訟に使う)
- 文句を言われないよう仕事を完璧にする
- バカにされないよう勉強する
- 自分が頑張ってそいつをゆうゆうと追い抜く、自分が実力をつければ攻撃されなくなる
- 「下から2番目のやつほど、一番下の人を蹴落とそうとする」ことに気づく
- いじめるやつ=自分に自信がないやつ
◆予防する「生活」をおくる
<日ごろから客観的なデータを取り、落ち込んだときに読み返す>
ネガティブなことばかり思い出してしまうので、さらに落ち込んで悪循環にならないために日頃から客観的なデータをとっておく。データを読み返して自分のやってきたことや積み上げてきたことに自信をもつ。
<規則正しい生活習慣を送る>
栄養のある食事(添加物や農薬をあまり口にしない)。湯船につかり一日の体の緊張をほぐす。休みの日も朝9時までに起きる。朝10時までに外に出て歩く(午前中の日光浴でセロトニンがつくられ15時間後に眠気がくるように体はできている)。運動する(筋トレ、ヨガ、ウォーキング)。時間を忘れるくらい集中できることをやる。