絵本『ゆめたまご』たかのもも作

今日も「子どもの心を豊かに育てる児童文学」のご紹介をします

前回は、『じぶんだけの いろ』をご紹介しました

今日は『ゆめたまご』という絵本で、作者は「たかのもも」さんです。

絵本の読み聞かせが子どもに与えるメリット

・親との愛着(=アタッチメント)をつくる

・想像力を育む

・読み書きの練習になる

・知的好奇心をくすぐる

などです

読み聞かせをする親のメリット

・親の自尊心の向上

・親のストレスが減る

「子どもに何を読んであげたらいいかわからないなー」「もうネタがつきたなー」という親御さんは、是非ここで取り上げた作品をお子さんに読んであげてください。

他にも「自分は子ども時代に、児童文学を親に読んでもらったことがないよー」という方は、自分で手にとって読んでいただくか、収録したものを聴いていただいてインナーチャイルドを少しでも癒していただければと思います。(stand.fmで聴けます、趣味なので無料です)

○では、今日ご紹介するのは原作者たかのもも さんの『ゆめたまご』です

作者 のざっくり解説

・作者 鷹野 百さん(たかの もも)

・生まれた年:1983年

・生まれた場所:滋賀県

・イタリア・ボローニャ国際絵本原画展で4度の入選をはたした実力派若手作家

・2009年にスイスの出版社mineditionより『ゆめたまご』ドイツ語版とフランス語版刊行

・2011年同出版社より『白雪姫』英語版、ドイツ語版、フランス語版刊行

・2012年にフレーベル館より初めての日本語版『ゆめたまご』刊行

・2015年『白雪姫』日本語版刊行

余談ですが…

○フレーベル館(都内駒込駅の六義園のそばにあります)

・主要株主が凸版印刷(100%)

・『アンパンマン』『ウォーリーをさがせ』などを出版している会社

○フリードリヒ・フレーベル

・ドイツの教育学者

・児童教育の祖といわれています(世界で初めて幼稚園を創設した人)

・1782~1852年

・日本にも全国にフレーベル幼稚園があります

・幼児に対して「遊びを通して教育を行う」ことの重要性を世に広めました

『ゆめたまご』の内容紹介

・ドイツとフランスで先に刊行された逆輸入本です

・2012年にはじめて日本語による『ゆめたまご』が出版されました

対象年齢

・本や出版社のサイトには記載はなし

・口コミだと5歳くらいから

*対象年齢は一般的な指標であり、その作品にお子さんが興味を示したり、兄弟がいて少し対象年齢が上の絵本でも

「その作品に触れる機会を持てた」ということに意味がると思うので、あまり縛られずに自由に作品を読んでいただきたいです

簡単なあらすじ(出版社からの内容紹介)

ある夜、こわい夢とひきかえに、不思議なおじさんがくれた「ゆめたまご」。大切に育てれば、願いが叶うと言います。このみは、願い事を考えながら大事にたまごを温めますが…?

自分なりの考察と感想

人には、

・0から1を作ることができる人

・1から10を作ることができる人

・1を1のままで2を2のままで同じことを繰り返りかえす人

がいます。

「独自性」「発想力」「自分で考えて行動する力」ということが、いままで以上に重要になってくる時代に入りました。

AIにできることは任せて、AIにできないことが人間の仕事になります。

子どもの「独自性」「発想力」「自分で考えて行動する力」を育てることは重要です。

この絵本では、「自分だったら何を願うか、それが叶ったらどうなるか、次はどうなるか……」とイマジネーションがかき立てられます。

絵本の最後は「つぎは なにが おこるのでしょうね。」で締めくくられており、これは「子どもに余韻を残したい」「子どもに考えてもらいたい」という作者の意図もうかがえます。

否が応にも「つぎは なんだろう…」と読者に感じさせるからです。

学生時代に「シュタイナー教育」「モンテッソ―リ教育」という教育方法について学びました。当時は「へぇー、そんなのもあるのねぇー」とその程度にしか受け止めていませんでした。ですが、学んだことを振り返ると結構大事なことを先生は言っていたのだなと思い起しました。

社会に出て思うことは「自分で考えて行動できる」ことは重要だということです。当たり前ですが、人の指示や許可や「こうするといいよ」と言われた道順をその通りになぞるのではなく、一度は立ち止まって「ほんとうだろうか」と違う角度から根拠を考えてみる。その作業をしないと、もし失敗したときには「○○さんが言ってたから」「○○がいいと世間ではいっているから」と逃げた言い訳しか浮かんでこないのではないでしょうか。

自分で根拠を考えて、自分で決める、そして行動する。失敗したら何故かを振り返る。同じことが起こらないよう修正する。人のせいにはしない。

「えらそうなこと言ってるわ―」と自分でもそう思いますが、わたし自身このような生き方をしたいですし、またこれからの日本を切り開いていく子どもたちにも、そのような考えを持ってもらえたらいいのになぁと、日本の片隅で勝手に思っています。

これからも、子どもの感性を伸ばしてあげられるような、

みなさんが癒されるような作品をピックアップしていきます

それではまた

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