絵本ナ『ビロードのうさぎ』マージェリィWビアンコ原作

『ビロードのうさぎ』原作マージェリ―・W・ビアンコ

今日も「子どもの心を豊かに育てる児童文学」のご紹介をします

前回は、金子みすヾさんの詩で『つゆ』をご紹介しました 

今日は絵本です

○絵本の読み聞かせが子どもに与えるメリット

・親との愛着(=アタッチメント)
・想像力
・読み書き
・知的好奇心
などです

○読み聞かせをする親のメリット

・親の自尊心が向上する
・親のストレスが減る

○「子どもに何を読んであげたらいいかわからないなー」
「もうネタがつきたなー」という親御さんは、
是非ここで取り上げた作品をお子さんに読んであげてください

○他にも自分は子ども時代に、児童文学を親に読んでもらったことがないよーという方は、
自分で手にとって読んでいただくか、収録したものを聴いていただいて
インナーチャイルドを少しでも癒していただければと思います
(stand.fmで聴けます、趣味なので無料です)

○では、今日ご紹介する絵本は、原作者マージェリィ・ウィリアムズ・ビアンコの
『ビロードのうさぎ』です

○作者のざっくり解説

・生きた時代:1881年~1944年
・生まれはロンドン
・結婚後アメリカへ移住し亡くなる63歳までアメリカで過ごした
・もともと大人向けの小説を書いていて絵本作家ではなかった
(経歴など調べましたが、検索力がないからかあまり分かりませんでした)

○『ビロードのうさぎ』の内容紹介

・日本語だと
『ビロードうさぎ』
『ビロードのうさぎ』
『ビロードうさぎの涙』
『ベルベットうさぎのなみだ』
『ザ・ベルベッティーン・ラビット』
『フラヴィアとビロードのうさぎ』
というタイトルで複数翻訳され出版されています

・原作は、“The Velveteen Rabbit”といって1922年にイギリスで出版されました
「The Velveteen Rabbit」と聞けば誰もが幼少時代を思い起こすといわれているほど英語圏では懐かしさの代名詞となっている作品
・もちろん、日本だけでなく世界中で翻訳され読まれています

○対象年齢

・絵本の裏には、対象年齢11~12歳と書いてありますが、小学1年生のお子さんのリクエストで読み聞かせをしている親御さんもいらっしゃるようです
・一般的な指標であり、その作品にお子さんが興味を示したり兄弟がいて少し対象年齢が上の絵本でも、「その作品に触れる機会を持てた」ということに意味がると思うので、
あまり縛られずに自由に作品を読んでいただきたいです

○簡単なあらすじ(出版社からの内容紹介)

ある日、ぼうやのもとにやってきた
ビロードのうさぎ

たくさんのおもちゃに囲まれて
部屋の隅で小さくなっていたうさぎは
「子どもに愛されたおもちゃは いつか“ほんもの”になれる」
ことを知ります

やがて、
ぼうやと一緒に過ごすようになったビロードのうさぎに
魔法がおとずれて……

○自分なりの内容考察と感想です

・当時まだ社会に出ていない学生だったわたしが書店でこの絵本を読んだとき
「10年前の子どものころに、この絵本に出会っていたかった…」と感じました

・目に見える「物」には寿命があります
寿命がこなくても、いつの間にか持ち主を離れたり…

日本には中世の時代(鎌倉~室町時代)から、
割れた茶碗一つにも「物」には99年経ったら魂が宿って
「付喪神(つくもがみ)」となるという言い伝えが日本絵巻として残されてきました

ハーバード大学のロブソン教授は、毎年京都で行われる針供養を見て感銘を受けるそう
「日々の生活に使っているモノにまで魂が宿るという考え方は日本特有だ」と述べています
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00067/101600046/

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00067/101600046/

・原作者が伝えたいことは2つあると思います

一つは、「物」を大切にしてください
もうひとつは、「物」に愛を注いでください

この作品は、「物」側から見た世界が描かれていて、
読み手をハッとさせます

○これからも、子どもの感性を伸ばしてあげられるような、

みなさんが癒されるような作品を今後もピックアップしていきます

それではまた

#絵本#読み聞かせ#ビロードのうさぎ#酒井駒子#癒し#インナーチャイルド

トップに戻る