診療情報管理士 1回で合格する勉強法

元診療情報管理士通信教育受講生です。2021年2月の試験で、診療情報管理士認定試験に1回目で合格しました。この記事は、勉強方法や認定試験の内容について書いています。この情報が、通信教育受講生で診療情報管理士認定試験合格を目指している方の役に立てば嬉しいかぎりです。

目次

試験会場は学生ばかり

 

通信教育だと情弱になりやすいです。

 職場で他に勉強している人がいれば情報交換できますが、そうでない場合はj情弱になり圧倒的に不利かもしれません。学生は講師からの「これだけは覚えておくんだよ」的な虎の巻を貰っています。

認定試験当日、学生が9割を占める教室で試験を受けました。黒板に書かれている座席表の受験番号を見れば一目で分かるのですが、左一列以外は学生でした。100人中10人ほどが通信教育受講生といった状況です。

現役の学生たちは雑談に花が咲き余裕しゃくしゃくといった雰囲気でした。学生たちの手元を見るとA4サイズの紙を数枚ぺらぺらめくっているではありませんか。そして、みんな同じ物を持っていました。

専門学校や大学の講師が出題傾向の高い問題をピックアップし、「これだけ覚えれば試験は大丈夫ですよ」的なものを学生に配っていたようです。わたしはその虎の巻を喉から手が出るほど欲しかったです。

 

つまり、

出題される問題は決まっているのでピンポイントでその箇所を暗記していれば合格できるということです。

過去問が公開されていない理由が分かりますね。過去問が公開されれば全員合格するので、資格試験自体が成り立たず専門学校や大学も儲かりません。

楽に試験に合格したい方は学生になるか、何らかの方法で学生が持っている虎の巻を手に入れることをお勧めします。

ポイント☝ 学生の虎の巻を手に入れる!

リポート問題集はアウトプットに使う

 

<基礎課程のリポート問題集について>

穴埋め式となっており解答を書き込めるようになっていますが、働ぎながら勉強している方は、赤ペンで答えを書き込み穴埋め問題を解くことに時間をかけている余裕はないかもしれません。

そもそも、認定試験は「5肢択一式」です。

わたしは遠回りをしてしまい、リポート問題集で唯一取り組んでよかったのは解剖図だけだと試験後に気づきました。

アウトプットには非常に役立ちますが、広く浅く勉強するには適しておらず、出題傾向もつかめません。

少ない労力で合格を目指す方は、市販の問題集・模試セットを購入することが最適です。

 

<専門課程のリポート問題集について>

基礎課程とは異なり、5肢択一式の問題が多いためすべて取り組みました。

 

ポイント☝ リポート問題集は5肢択一式の問題だけ解く

基礎課程は解剖図を覚えてから教科書をよく読む

 

リポート問題集で解剖図を覚えたら、

教科書を隅から隅まで読みます。

からだのしくみや病気のなりたちを、ざっくりと理解します。

解剖図が頭に入っているので、教科書を読んでいても割とすんなり受け入れられます。

これが、臓器の場所や名前を知らないまま教科書を読んでいたら、

「えっと、○○はどこにあるんだっけ…」となります。

 

問題集や教科書の解剖図が分かりにくい場合は、ネットで調べて自作してください。

解剖図を覚えると疾患もすんなり理解しやすく、広く浅く基礎医学を学ぶのに役立ちます。

 

 

ポイント☝ 解剖図を覚えると、問題集を解きやすくなる!

分類はちゃんやっておく

専門試験の最後に、鬼のように分類問題が出題されました。

そのため、試験対策はきちんとしましょう。

これはもう、日本病院会のコーディング勉強会(2日間・有料)を受講して暗記するしかありません。

試験中はICDすら持ち込めませんので、暗記、暗記、暗記です。

 

ポイント☝ 分類は捨てないほうがいい!

仕事に生かせるようにするとは

わたしは、診療情報管理士の仕事はしていません。

診療情報管理士の勉強は、接遇や算定のミスに気づくことに役立つと思って勉強をはじめました。

そのため、基礎医学や専門課程を学んでいて、

「勉強して終わりではなく、これを仕事で生かすにはどうしたらいいかな」

ということを考えていました。

 

例えば、基礎医学では、

I 循環器
・心室と心房の違い、右と左の違い、弁の種類
・血液の流れを考え疾患の特徴をつかむ
・遺伝なのかそうでないのか、そうでないなら原因は何なのか

A-B 感染・寄生虫
・細菌(またはウイルス)でワクチンあるのは~
・細菌(またはウイルス)で人畜共通なのは~

D 血液造血
・貧血の種類・特徴
・遺伝なのか、自己免疫疾患なのか
・どんな人がかかりやすいか

などを意識して覚えるようにしていました。

 

診療情報管理士の試験では、老若男女で罹患割合が異なるものは特に出題されやすく、グループ分けして覚えるのも手だと思います。勉強で、からだのしくみ」「病気のなりたち」検査や治療の必要性」を学ぶ。勉強で学んだことを実務で、「患者さんの状態(つらさ)」「算定のミス」と絡み合うようにリンクさせるといった具合です。あくまでも、わたし個人の考えですがこれが理想です。

 

接遇にどうやって生かすんだ?とお思いの方もいると思いますが、恥ずかしながら、わたしは基礎医学を学んではじめて、「腎臓は一度悪くなったら、どんなに体が回復しても再び同じ機能を取り戻すことはできない」ということを知りました。投薬や通院はしなくなっても、元の機能に戻ることはないそうです。

 

高校生まで慢性腎臓病で入退院を繰り返していた実母がそうでした。ときどき辛そうに寝込んでいましたが、それが原因だったのだとようやく理解できました。

個人差はあるかもしれませんが、投薬もせず元気そうにしている人であっても、既往歴を見ることで体のつらさを想像するきっかけにはなります。

 

 

 

さいごに

 

通信教育受講生を続けていると、「仕事しながら取得するのは難しいな」「そもそも残業してるのに勉強する気が起きないし」と感じるかもしれません。

 

そんなときは、

  • とにかく解剖図を覚えることからはじめる
  • 「確かこのあたりに書いてあったな」と分かる程度に教科書を読みこむ
  • 虎の巻を手に入れる(または市販問題集を購入する)
  • 模試はかなり有効

ということを思い出してください。通信教育受講生は、学生に比べて出費を抑えられるメリットがあります。これを読まれた方が、比較的「楽に」診療情報管理士認定試験に合格されますように!!

 

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